1949年チェシャー州マックルズフィールド市生まれ。スタッフォード大、ストークス大で芸術過程を専攻し、立体芸術の学位を得ました。卒業後、1972年にロイヤル・ウースター社のデザイン・チームに迎え入れられ、1985年には英国王立彫刻家協会に選出されています。1988年には自らのデザイン・スタジオを持ち独立。ロイヤル・ウースター社との契約の他、自らブロンズ像等の彫像を手がけています。彼の作品は、単に対象の外見のみを描写することにとどまらず、内包する感情や情熱をも表現しています。その力量は内外で高く評価され、英国各地の記念像の製作やロイヤルアカデミー、ロイヤルフェスティバルホールなどの美術館展示のみならず、世界各地の美術博においても注目を集めています。 ブロンズモデルの分野で、彼の名前を一躍有名にしたのは、 1981年に完成し、ウースター市の中心に設置されているエルガー像(※写真左)でしょう。英国を代表する偉大な作曲家、“サー・エドワード・エルガー”を記念して製作されたこの像は、チャールズ皇太子を中心とする製作委員会によって、選られた候補者の中から、指名を受け製作にあたったのです。 彼の作品の芸術性の高さは、極めて少量の限定製作数ともあいまって、皆様にご満足いただけるものと確信しています。 主な人物作品 ・ 英国ウースター市。現在、国定記念物であるエルガー卿の彫像(※レプリカ贈呈式 :写真1) ・ 英国ブロムズブルーグ市A.E.ハウスマン氏の彫像(※ハウスマン・ソサエティ委託 :写真2) ・ ジャズ・ヴァイオリンの第一人者、 ステファン・グラッペリのブロンズ像 (※写真3) ・ 英国ドーセット州プール市にて彫像「ザ・クラフツマン」(※制作風景 :写真4)
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主な展示 王立美術院、王立フェスティバル・ホール、ピカデリー・ギャラリー、スラッドモア・ギャラリー(以上ロンドン)、アート・エキスポ(ニューヨーク)、サームスベリー・ホール、パーシュアー祭、フォージュ・ギャラリー(シェア)、オールド・スクール・ギャラリー、ピラミッド・ギャラリー(ヨーク)、王立西イングランド学会(ブリストル)ダイソン・ペリンズ博物館(ウースター)ダイナースプラザ、箱根美術館、三菱ギャラリー(日本)など